柏ボーイズ

2020年度は、今まで私たちが経験したことのない様々な事があった一年間となりました。その激動の一年を柏ボーイズの最高学年としてどんな状況にも気持ちを強く持ち堂々と引っ張ってきてくれた24期のメンバーが、この日、めでたく卒団を迎えました。
新型コロナ感染拡大の影響で度重なる緊急事態宣言の発令のなか、チームの活動が制限されたり、大会の中止、チームの恒例の行事も軒並み中止・・・。我慢、我慢の連続であったろう今年の三年生。何としても卒団式だけはやってあげたい、24期の皆さんの門出を祝いたい、チームのためにいつも明るく協力をして下さった24期父母の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい、そんな気持ちでいっぱいでした。
直前までの緊急事態宣言のなか、実施できるのか否か、幾度も不安になりながらも色んな状況を想定して、代表、監督、スタッフ、在団生父母を中心に準備を進め、当日も感染症対策には万全の注意をしたうえで、無事卒団式を行うことができました。
久しぶりに見る三年生は皆、少し大人びて見えました。堂々と式に臨む姿、今後の抱負で述べられた未来への強い想いに、この一年間は決して意味のないものではなかった事を感じました。野球ができることが当たり前ではない事、誰かを支え、支えられて毎日があるのだという事を、この学年の子どもたちは肌で感じた一年だったと思います。この経験がそれぞれの高校野球できっと生きると信じています。
柏ボーイズ第24期の皆様、ご卒団おめでとうございます。